濱崎道子 書の世界








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2004年08月29日

ベーゼルドルファー

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ウォン・ウインツァンのピアノと高須英輔の彫刻とのジョイントコンサートがあった。ピアノは「ベーゼルドルファー」。とてつもなく大きく、姿かたちが美しい。マジかに見ると惚れ惚れして吸い込まれそう。鍵盤が普通のピアノより5個多く、低音が奥深い余韻を長くながーく響くのがたまらない。
ウォン・ウインツァンのピアノ演奏と高須英輔の「空中を飛ぶ階段」とのコラボレーションも見事だったが、「ベーゼルドルファー」との出合がドスンと心を占めてしまったようだ。

滋賀報知新聞ニュースのHP によれば、『ベーゼルドルファーピアノは世界最大のグランドピアノで、1827年に、イグナッツ・ベーゼルドルファーによって、オーストラリア・ウイーンで初めて造られた。
音楽の都に誕生した同社は、多くの作曲家や巨匠と呼ばれるピアニストの助言によって研究、改良を重ね、現在でも伝統的な「ウインナトーン」と呼ばれる美しい音色を響かせる。…』

2004年08月25日

こころ

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こころが からだを おんぶして
        
        いったい どこへ
        
        たどりつけると いうのだろう
                            伊藤美佐子 詩

2004年08月21日

言葉の力

立秋も過ぎたというのに連日暑いですね。アテネ・オリンピックのメダルラッシュに日本中が湧き上がり、その熱気で猛暑が加熱しているのかもしれませんね。
つい先日まで激しく鳴いていた蝉も何時とはなしに姿を消し、アキアカネの飛び交う田んぼには稲穂が色付き、季節は確実に移ろっています。
そんな折、昨年ご主人を亡くした友人から、久しぶりの手紙が届きました。

―この1年は、過去60年間でもっとも長く、つらく悲しく重苦しい1年でした。立ち直るには多くの時間が必要でしたが、そんな中、お母さんを亡くした悲しみを百九十首の短歌を作って心が癒された、という知人から手紙がありました。はじめは、「私には短歌なんてできない、とてもそんな気持ちにはなれない」と思っていましたが、ある時、何気なく言葉を並べてみたら、自分にもできるかもしれないと思うようになり、一周忌までに70余首ができました。
気がついてみたら、今まで胸に詰まっていた思いを一つひとつはき出し、5月頃には気持ちがずいぶんと楽になっているのを感じました。今は、落ち着いた気持ちで過ごしております。
新盆には「君を想いてこの一年」と題した手書きの歌集を供えました。――

便箋6枚にびっしりと書かれた端正なペン字を読みながら、短歌によって悲しみを乗り越え、心の安定を取り戻したことに安堵しました。短歌を作ることにより、自分を見つめ直すきっかけになったのでしょう。誰かに見せるために詠む短歌もありますが、日記のように記録として、あるいは、心の吐露として詠む短歌もあると思うのです。
私は子育ての時、成長記録としての短歌を詠んできました。今にして思えば、短歌を詠むことにより、仕事と育児の忙しさから一時開放されていたのでしょう。
その頃のことを思い返し、改めて「言葉の力」を痛感しています。
 大粒の涙をためて反抗す 二歳の娘 我が家の女王


2004年08月20日

秋の気配

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立秋も過ぎたというのに連日暑いですね。アテネ・オリンピックのメダルラッシュに日本中が湧き上がり、その熱気で猛暑が加熱しているのかもしれません。
つい先日まで激しく鳴いていた蝉も姿を消し、アキアカネの飛び交う田んぼでは稲穂が色付き、何時しらに季節は移ろっています。

2004年08月13日

崩壊、その後

Blogを始めて、2通のコメントをいただきました。
1通目は荒井先生から、田中正造の出典について。
2通目はmingoさんから崩壊の写真について。
うれしいですね、すぐに反応があるなんて。
すぐに返事をと思っていたのに、やり方が解らなくてごめんなさい。
今日もビル取り壊し現場に行ってみました。
お盆休みなのか人は誰もいなくて、周囲は固く閉ざされていました。
隙間から覗いてみると、ビルは跡形もなくなっていました。
そこには、散乱した瓦礫と鉄くずの山が無残に積み上げられ、
あたかも戦禍を見るような思いで、しばし炎天下に佇ずんしまいました。

崩壊・その2

今日もビル取り壊し現場に行ってみました。
お盆休みなのか人は誰もいなくて、周囲は固く閉ざされていました。
隙間から覗いてみると、ビルは跡形もなくなっていました。
そこには、散乱した瓦礫と鉄くずの山が無残に積み上げられ、あたかも戦禍を見るような思いで、しばし炎天下に佇ずんしまいました。
上記写真は、金網から覗いた鉄くずの山です。

2004年08月06日

ホオズキ

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通い慣れた道端のホオズキが色ずき始めた。
生ぬるくて甘酸っぱいホオズキの中実を夢中になって吸出し、
ギュウギュウと唇で鳴らして遊んだ日のことを思い出す。
鳴らし方にもこつがあり、音が出せた時の感触は今でも忘れられない。
ガキ大将が野原を駆け回っていた、50年も昔の話…。

そのふるさと新庄で、初の個展が今秋10月に予定されている。

2004年08月04日

輪廻転生

バス停のベンチでふと足元を見ると蝉の亡骸が転がっている。
見ていると、その蝉をたくさんのアリが取り巻き、羽根をきりはなしている。アリの身の丈からすれば到底無理というものだが、何度も何度も同じ作業の繰り返しで、ついに切り離し作業の完成!!
次に、胴体はそのままにし、羽根だけをコンクリートタイルの隙間を目掛けて巣穴に運び始めた。働きアリたちは穴よりも大きな羽根をひいては押し、押しては引いての繰り返しを飽くことなく続けている。

炎天下で短い命を終えた蝉の亡骸は悉くアリによってリサイクルされ、再びこの世の生まれ出ることがあるとすれば、その時はどんな生き物として輪廻転生するのだろうか。
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蝉の羽根を運ぶアリたち





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