2008・Action
4月:4/5(土)-4/6(日)
寺家回廊「濱崎道子と仲間たち展」
書の展示とワークショップ
5月:玉堂没後50年特別展示
知られざる美しき交流「玉堂・比庵」展
会期:5月-6月
会場:青梅市・玉堂美術館/櫛かんざし美術館
ギャラリートーク : 5/31(土) 午後2時~ 櫛かんざし美術館
主催:玉堂美術館
6月:ふれあいコンサート・山形 文翔館
9月:濱崎道子書展・銀座鳩居堂
HP内の画像の無断使用はお断りします
Copyright © 2004-2006 Six Apart. All Rights Reserved.

青蔵鉄道の旅から帰りました。ゴルムドからラサまでの13時間の高原列車の旅は、海抜4000~5000mの天空を時速90~100kmの速さで切り拓いて行くスリルは痛快そのものでした。白雲の浮かぶ空は果てしなく広く、その色はあくまでも碧く澄みわたり、行けども行けども車窓から見える景観は山と河、それに湖ばかりの別天地でした。まあ、命の洗濯とでもいいましょうか、大自然の中に身を委ねての快適な時空でした。
景観の素晴らしさ加え車内での友好が長旅の疲れを忘れさせてくれました。特に燐席の中国人旅行団とは親しくさせてもらい、席を譲りあっての片言の中国語での会話が楽しかったです。また西寧からラサに働きに行くというチベットの若者3人とのおしゃべりも新鮮でした。
車内には気圧の調節機能が備わり、時折車内上部分から酸素が出ている様子で出発前に案じられた高山病の心配は思っていたよりも少なかったようです。呼吸困難になった人は酸素ポンベが使用出来、気分を和らげながら旅を楽しむことができました。気圧計によると外気と列車内と気圧は同数値を示していたので、飛行機のような気圧調整はなかったように思います。
この旅で最も驚いたことは、短期間による中国の様変わりでした。昨年7月に訪問した時点では何ら工事の気配のなかった西寧の飛行場が今年の2月に既に完成し、天井の高い広い建物に変わっていました。飛行場から市内に通じる道路の高速化も進み、現在建築中の道路現場も至るところで見かけました。これらは全て、今年7月1日の西蔵鉄道開通(西寧~ラサ)に間に合わせたチベット観光開発の一環であり、チベットの中国化を促進する国力総出の政策の在り方を実感しました。
とにかく現代化する中国青海省並びにチベットは確かに便利で魅力的になりましたが、反面本来の姿が失われつつあり、1960年代から中国に通いなれた自分にとっては、かなり落胆する面が多かったように感じます。この先しばらくは、「青蔵鉄道の旅」で印象的だったことがらを紹介していきたいと思います。