2007年9月
- YEBISU GARDEN PLACE 13th Anniversary Event -
『書(KAKU)~想い、筆にのせて~』を開催
9/24(祝)に濱崎道子が出演します。
詳しくは 、
ガーデンプレイスをご覧下さい
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多摩川の白瀬のみゆる山の上の若葉の間より黒き蝶とぶ
画:玉堂 短歌:比庵
比庵と玉堂との邂逅は昭和16年頃より始まり、昭和32年玉堂の急逝までの16年間親交を重ねた。弟三渓の紹介で玉堂と出会った比庵は、既に画壇の第一人者として名声の高かった玉堂を神のごとくに崇拝し、玉堂もまた比庵の自在なる芸術境をこよなく愛した。
比庵は玉堂の力添えにより、毎年開催される「野水会展」には比庵・玉堂の合作が見られ、比庵の名は次第に世に出るようになった。
比庵は月一度、玉堂の画室を訪問することを唯一の楽しみとしていた。比庵の訪問した日には、「今日は大事なお客なので、取り次がないように。」と書生に前置きされ、玉堂と比庵は子供がままごと遊びをするようにして、絵を描き短歌を詠みながら日がな一日を過ごしていたという、話しを玉堂の最後の内弟子・宇佐美江中画伯に伺った。玉堂は比庵に歌の添削を多くうけていたことは、玉堂・比庵の書簡から伺うことが出来るが、当時、玉堂が「先生」と称したのは、唯一比庵だけであったことも、宇佐美江中画伯の話から確認したことである。