濱崎道子 書の世界



2008・Action 

4月:4/5(土)-4/6(日)
   寺家回廊「濱崎道子と仲間たち展」  
   書の展示とワークショップ
5月:玉堂没後50年特別展示
 知られざる美しき交流「玉堂・比庵」展
会期:5月-6月
会場:青梅市・玉堂美術館/櫛かんざし美術館
ギャラリートーク : 5/31(土) 午後2時~  櫛かんざし美術館
主催:玉堂美術館


6月:ふれあいコンサート・山形 文翔館
9月:濱崎道子書展・銀座鳩居堂 

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2007年10月05日

玉堂山房 偶庵亭

久しぶりに玉堂美術館を訪ねた。美術館には玉堂先生の画室であった「偶庵亭」が移築されていて、往時を偲ぶことが出来る。この偶庵亭の一角に清水比庵の「玉堂先生作天地嶽を讃ふ」と題する書が今なお掲げられいる。「比安」は比庵を名乗る前の号で、得意とする長歌で1930年代の作と思われる。10年以上前に訪れた時と同じ場所に今も展示されていたのには感激。改めて比庵と玉堂との親交の深さを窺うことができる。
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                  「玉堂先生作天地嶽を讃ふ」 比安
うち日さす 都の奥所白雲の 多摩の郡に天そそる その天地嶽 大なるわが画たくみの朝には ふりさけ見つつ夕には 立居對ひて心をば なぐさめたまひ天地嶽 うべなうべな強く描き軽く刷りたる雪景色を いはむかたなくに日や  清く とうとく霊しく相成せる業うも天地造れる業か 画たくみのうつせる業か 神業神業  比安


比庵は、昭和17年(1942年)-昭和32年(1957年)の15年にわたって玉堂との交流があり、比庵は弟三渓と一緒に月一度の割合で偶庵亭を訪ねていた。聞くところによると、移籍前に「偶庵亭」のあった家が今も残っていることを聞き、早速青梅在住のS氏の案内で訪ねてみることにする。
「玉堂山房」の表札のある大きな門構えの旧宅は、御岳駅から線路沿いの細い道を5分ほど行った所にあった。嘗てはお医者さんの家だったそうだが、戦後から玉堂が亡くなるまで住まわれた場所である。ここに、比庵がたびたび訪ねていたかと思うと感慨深いものがある。杉皮屋根のどっしりとした構えは生い茂った庭木で包まれてはいたが、竹垣から覗くかぎりでは、「偶庵亭」は今尚瀟洒な佇まいを見せていた。
今は貿易会社の寮になっていて、週末に社員の憩いの場になっていると管理人は話していた。
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        玉堂山房の門構え        玉堂山房(玉堂筆)
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 古木と彼岸花との取り合わせが画趣豊かな佇まいを見せていた
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偶庵亭は敷地の奥まった場所にあり、裏側に廻って往時を偲ぶことができた





3行伝言板