濱崎道子 書の世界








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2008年02月29日

閏日の贈り物

365日と6時間少しかかって地球が太陽の周りを廻っている。その少しが4年分たまると1日になり、今日2月29日が閏日となる。一日増えたことを何かモウケものをした気分で喜んでいると、「アアあーー、一日多く働かなくちゃならないのね。」と言って出かけた人もいて、人さまざまで面白いですね。
                  ☆
そんなことを言っている矢先に、山形のSさんから画仙紙が届いた。6月のチャリチーコンサート「音楽と書のコラボレーション」でこの紙が使用できれば言って送ってくれたのであった。10数年前に亡くなられた父上の遺品とのこと。画仙紙の包み紙の一つひとつに丹念な文字でエンピツ書きのメモがある。
功和箋4500円 1991.1.9 於天童会館 ・ 春竹箋 1994.4.10 使用始  5.11~6.12入院 ・1993.4.12 関白 にじみなし。
さらに包みの裏側には、「白牡丹 白く崩るるおくがより 顕ちくる母の 遠き面影」の歌の添え書きもみえる。
このような、使いがけの画仙紙に残された簡単なメモ書きから、常々Sさんが尊敬して止まない父君の人柄が偲ばれ、少々沁みのある画仙紙の温もりを手にしたのでした。
       

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                               楽(gaku)


                    
                            

2008年02月28日

草筆

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秦野に住むO氏制作の草筆。草の穂先なので、書いているうちに綿種が少しずつ抜けて、シンプルな命草だけの書きやすい筆になっていきます。繊細でやさしい、草筆独特の線質が味わえます。


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2008年02月27日

瀬戸内寂聴講演会

3月27日から横浜でオープンする「瀬戸内寂聴展」を記念する講演会がありました。すごいですね、寂聴さんの人気は。5000人収容の横浜国立ホールは中高年の女性で超、溢れていましたよ!!

「源氏物語千年紀」に因んだ~源氏物語の愛~についての1時間半ぶっとうしの講演でした。紫の法衣をまとい足早に演台に立った寂聴さんの若々しいこと。とても85歳には見えないし、間髪を入れないスピーデイーかつ歯に衣着せぬ寂聴節は、随所にドット聴衆の笑いを誘いながら、男女の愛の機微を解明するのですから、ぐいぐいと源氏物語に引き込まれていきました。「『源氏物語』は、一千年も前に書かれたシィークスピアよりも古い物語で、世界に誇れる日本の唯一の文化遺産なので、是非読んでみて欲しい。」と力説されていました。私もついつい熱気に呑まれてしまい、文庫本『源氏物語』全冊を購入してしまいました。
一気に読んでみたいと思っています。

寂聴さんは文化勲章をもらった際、「今後やりたいことは?」と聞かれ、とっさに「子供向けの本を書いてみたい。」と言ってしまったので、自分の言ったことに責任をとり絵本の出版もありました。そのなかの一冊『おばあさんの馬』をお土産にもらいました。

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2008年02月23日

ふきのとう

白梅の根元にホックリと黒土を持ち上げた「ふきのとう」を見つけた。ああー、今年も春の恵を届けてくれたんだ感謝し、早速お味噌汁に入れて香りを楽しんだ。今朝よくよく見ると新たに5株ほど見つけ嬉しくなる。ここ2~3日の暖かさに気を許して出てきたのかな?明日から又寒くなりそうよ。そっと枯れ草をかけ成長を見守ることにした。
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不思議な光景

深夜、路上に電車一両が現れた。電車前後にはランプを点滅した誘導車と牽引車付きの仰々しさで、スピードを落として人気のない道路を進んでいく。丁度交差点にさしかかった時は、誘導員が何人も出て、そろりそろりとどうにか右折した時には、帰宅途中の野次馬達もホットしたりして…。自分はいつもの習慣で必死でシャッターを押していたのでありました。電車が車道を通るというのは不思議な光景でした。

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08.02.15 坂道をそろりそろりと   ドアーを全開して引かれ行
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交差点の対角線ぎりぎりに移動する電車

2008年02月22日

臨書

現代臨書展選書(一)臨書論を関係者に送ってもらった。著者は先日(2/12)のブログに記載した墨友で学友でもある栗橋東崖氏。研究熱心な彼はこの原稿を仕上げるのに心血を注いだのだろう。
それだけに、内容は学研的で充実していて読み応えがあった。臨書の意味から始まり・臨書の学び方・臨書必要性等を、出典を例に引きながらこと細かに説明してあり、臨書の必要性を熱く語っている。書を学ぶ諸氏にご一読願いたいと思う。
出版は現代書作家協会/現代臨書展事務局

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2008年02月21日

菩薩は願いを叶えてくれる

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    時すでに遅しかな?バレンタイン菩薩

2008年02月19日

10年日記

   

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知り合いの中小企業の社長さん(70代の人)の話。「20代から社長業をやっているが、30人の従業員に気持よく働いてもらうには、何が出来るかを考え独自の工夫をした。先ずはノートを12冊買ってきて、1月から12月までの日記ノートを作る。日記には毎日2行ぐらいの記録なので、1冊が10年間使える。もし、失敗や反省事項があれば、その日の3日前に記録しておくと、次の年そのノートを見た時、3日前に前年の記録を見ることが出来るので、同じ失敗を繰り返さないしばかりでなく義理を欠くことがなくなる。長年続けていると、前年の失敗や反省を3日前に思い出させてくれるので、社長は何でもよく覚えていてくれるんだなーーと信頼を得ることが出来、会社運営上おおいに役立った。今も続けているけど、簡単だからあなた方もやってみたら。」と言われた。物忘れの多くなった昨今、実行してみようかと思っているが、毎日続けるだけでも大変だろうに、何十年も継続しているなんて。それにしても、10年日記を思いついた社長さんのアイデアは凄いナーーー!!
   

2008年02月18日

春の兆し

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          いろはにほへと 苺のかおり
                 春の兆しを運んで来る  冬虹

2008年02月17日

陽が燃える

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このところ、夕日がきれいです。アッツと気づいた時には既に遅し、というほど落日は速いです。引き際の潔さとでもいえましょうか。筑波で見た「陽が燃える」一瞬です。

2008年02月15日

白寿を迎えんと

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昨日は、今年4月に白寿(99歳)を迎えられる清水比庵のご長女明子さんを訪問しました。杖こそ使われいますが家の中は1人で歩行し何でも自分でされています。記憶力抜群な上に今なお頭の回転が速く、比庵の歌はほとんど諳んじています。私が「ええと、アレはなんていいましたかしら?」と思い出せずに困っていますと、即座に答えが帰ってくるといった状況です。
4月に予定をしている「玉堂・比庵展」開催のことを話すと大変に喜ばれ、是非青梅まで行きたいと申しておりました。
このような方に接していますと、私のごとき年齢はまだまだ「ひよっこ」なことを身につまされて感じます。最近、同期の墨友の死にショックを受けていたところでしたが、白寿を迎えんとしている明子さんの生きいきとした前向きな姿勢に接し、「私も頑張らなくちゃ」というパワーを頂いてきました。
こんな風に歳を重ねられたら最高ですね。

2008年02月12日

墨友

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墨友Kさんが体調をくずしたことを知ったのは、つい一昨日でした。様子を聞いてからお見舞いに行きたいと思い、Kさんと特に親しかった友人と電話で近々顔を見に行こうと話した矢先の訃報でした。
学生時代から一緒で、卒業後も同じ師について勉強した仲間です。書の実力者であり、人一倍努力の人でもあり、感性の人でもありました。早すぎます。同期なのですから。
聞くところによると、最近あるテーマを纏め発表する大役を担っていたようです。無理をされたのでしょう。纏めのほうは完成されたようですが、それを世に問うことを待たずに旅立った同期の墨友Kさんの死は、我ことのようにショックです。
展覧会めぐりをしていると、よくバッタリあって「僕も展覧会をよく見るほうだが、濵﨑も僕以上に見ているんだなー」と言葉を交わしては、さりけなく別れるそのような人でした。
ただただ ご冥福をお祈りするばかりです。

2008年02月11日

懐石

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総持寺さんの日曜座禅会の新年会に参加させてもらいました。献立は「懐石料理」です。典座さんの作る懐石料理は、素材・味共にシンプルでほっとする味わいでした。
午前中は太極拳の練習をし、午後から座禅、法話を聞き、涅槃会を前に涅槃像にお線香を上げさせてもらい、その後に懐石料理を頂いたのですから味わい百倍でした。断食後のしばらく振りでいただいたビールは五臓六腑に沁みました。

2008年02月07日

十句観音経

テペーパーッシュに書をかくお人がテレビに出ていました。「何でもあるんだなー」と思い、たまたま頂いたクッキーの包装紙が手ごろだったので観音経を書いてみました。雅趣豊かな感触に仕上がりました。
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  観世音 南無佛 与佛有因 与佛有縁 佛法僧縁 常楽我浄
  朝念観世音  暮念観世音  念念従心起  念念不離心

                            十句観音経 一光書

2008年02月06日

限りある命

      ふと、いのちのことを考えます。限りある命。
      命の続く限り、今の今を精いっぱい生きたいなーー。
         
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2008年02月05日

太極「形意強身功」

4月の薬師寺お花会式で披露する太極拳の特訓が始まる。出演条件は練習に参加出来る人。今日の特訓課目は「形意強身功」。これは、自然の事象や動物の形をもとにして出来た太極拳で、アモイ大学のリン・ケンカ教授が考案したものある。形のみならず体重移動の極意を会得するには、まだまだ時間がかかりそうである。          
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梅一輪の温かさ

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            ”雪の明日  梅一輪の温かさ”    
                        

2008年02月02日

笑門来福

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 明日は節分。どんな福を呼び寄せられるかは、
    あなたの運にかかっていると思いますよー。

 ニコニコ笑って、大福を呼びましょう!!

2008年02月01日

和顔

速いですね、もう2月。寒気到来に加え生活に密着した品々の値上がりに寒さが余計身に沁みます。今朝も書道の道具やさんから、「3月から和紙が2割も値上がりをするので、その前に購入しては。」との電話がありました。
さらに、このところ社会をにぎわす事件が多く落ち着きません。始めは驚き・怒り・どうにかならないのかと心を悩ますが、「これでもか、これでもか」と起こる日常茶飯事に次第に慣らされている自分があって怖くなります。「これではいけない」と思っても、さりとて、どうすることも出来ない自分であるのも現実です。哀しいです。
せめて、周りの人には「和顔」で接するように心がけ、少しでも心穏やかな時が過ごせればいいかなー、と思っているこの頃です。

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                      和願 50×30cm
    





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