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文翔館
「ふれあいオアシスコンサート」(山形市・文翔館)に参加した。毎年この時期に行われるヴァイオリン・チェロ・ピアノによる支援コンサートだが、私はチェロとのコラボレーションに参加させてもらった。「エッ!コンサートと書?」と思われるかもしれないが、それが想像以上に両者が融合し、書が加わることによって会場の雰囲気が引き締まり、格調高いコンサートになるのが不思議である。コンサート終了後に「書のワークショップ」を行い、コンサートの余韻を楽しんでもらった。

このところ四川大地震や世界各地の災害で多くの方が亡くなられ、又残された家族のことを思うと胸が痛みます。幼くして両親を失った子供たちは、「お父さんお母さんが迎えに来てくれるって」といって、親の死をしらないまま孤児になり、遠い町へ向かう子供たちの写真を新聞で見ましたが、悲しみを通り越し、どうしようもない憤りを覚えました。その子供たちの不安そうな表情を見ながら、「哀しいけれど、残された人たちには心を強く持って、亡くなった人たちの分まで、この先「命」を紡いでいって欲しいとな、願わずにはいられませんでした。その思いがチェロ『江河水』の演奏後の書のデモンストレーション「命をつむぐ」(たて10m/よこ2m)のとなりました。
書「命をつむぐ」 10m×2m 於:文翔館議場ホール 08.06.07
チェロ演奏者の邢 広京さんは、北京市出身で現在山形交響楽団員です。邢 広京さんも四川大地震のことで大変心を痛めていらした様子で、二人のコラボレーションが少しでも鎮魂と励ましになればと話していらっしゃいました。揮毫直後、「今日はありがとうございました。書のメッセージがとても心に沁みました。」といって言葉をかけてくれたのは、中国からの留学生でした。同じ思いを共有でき、嬉しく思いました。災害の後遺症はまだまだこれから先が大変です。ささやかな支援しか出来ませんが、これからも書を通じて私なりの「平和を願う国際交流を続けて行きたい」と強く感じた時でもありました。
このような機会を与えて下さった主催:アトリエ・オアシスの皆さんに感謝いたします。
揮毫している写真がただ今手元にありませんので、入手次第、更新したいと思います。