青松寺サンガ講座<いのちに学ぶ、いのちを学ぶ>で、信田さよ子先生(原宿カウンセリングセンター所長の「家族再生への道」に参加した。先生の臨床は、心の問題というより生々しい暴力の加害や被害を対象とした家族関係に積極的に介入することが日々の臨床で、愛情あふれる憩いと安らぎの場であるはずの家族が、現実には暴力が支配の場になっていることをカウンセリングを通して痛感し、家族におけるもっとも弱い人の立場にたつことを心がけることを意識しているという。そして、何よりも夫や父である男性にこそ家族の問題に眼を向けてもらいたいと話していた。
ある程度社会的にも恵まれ、一見幸せそうな家族という密室の中で暴力に苦しむ弱者達の具体例を聞きながら、決して他人事ではない家族の人間関係の在りようを思い知らされた気がした。
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