奈良の古梅園と南松園の墨工房を見学した。
墨作りは漢代に始まったといわれているが、日本に製法が伝わったのは、推古天皇の時代。高麗の僧曇徴が本格的な技法をつたえたといわれている。 弘法太師が唐から帰国後、興福寺の二諦 坊において墨を作らせ、室町時代まで及んだ。
その時の墨 型(銅製)が代々古梅園に伝わり、その型を以って14世松井元祥氏が復元した墨がある。表は龍紋、裏には「李家烟」の3字が彫られている。墨の歪んでいるのは銅の墨 型 が往時の羅災によるとの説明書きがあった。

表 龍紋

裏 李家烟
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