

スペインの学生が描いた大字揮毫をする濱崎

マドリード シルクロ・デ・ベジャス・アルテスにて 23.04.09


スペインの学生が描いた大字揮毫をする濱崎

マドリード シルクロ・デ・ベジャス・アルテスにて 23.04.09

サモラはサラマンカの北60kmほどに位置するポルトガルに近い町。そこにある「国立芸術大学」で「書のレクチャー&デモンストテーション」を行った。この学校での交流が実現したのは、サラマンカ在住の芸術家・ミゲル氏の紹介で、彼は昨年からこの学校に勤務している。日本人訪問者は、今回の我々が2度目だそうで、歓迎され、かつ珍しがられた。
一日目は、大学生・一般人を対象にしたレェクチャーとデモンストレーション・大字揮毫である。デモンストレーションには、隣にある小学校の児童たちも参加しての賑やかな交流となった。
デモンストレーションの会場は大学の屋上。早々と集まった小学生達は、わいわいと騒ぎながら今か今かと待っていてくれた。いよいよ紹介され屋上に出て行くと、「ワー!!」という、大きな歓声と拍手で迎えてくれた。その熱気につい思わぬ行動に出た私は、ハグ?というのか、児童の一人を抱きしめていた。それを見た周囲の児童たちは大喜びでわれもわれもと歓迎してくれるので、つい何人ともハグをしてしまった。後で聞いたことだが、ハグをした中の一人は、日常生活では決して人とは接触しない児童だったらしい。先生も他の児童も私のハグにすんなりと応じるその子を見てそれは驚いたそうだ。
何も事情を知らない私は、児童の大きな歓迎に答えるべく自然に出た行為が、そのような結果につながったことを後で聞き、書の交流が児童の心を開くことにつながったことを知らされ、はるばるサモラまで来た甲斐があったということでしょうか、疲れの吹っ飛んだ一瞬であった。

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日本語も漢字も知らない児童達なのに「龍」の書を見てドラゴンだと分かりました。 「龍」の周囲に寄せ書きをする児童達 08.04.09

児童の 見事な寄せ書き EN ZAMORA 08.04.09

マドリー2日目は、Casa Asiaでのレクチャーとワークショップである。カサ アジアは、以前は音楽博物館だったが、これが別の場所に移転。代わりにカサ・アジアというアジア文化交流館となり、その一室で行った。
先ずはレクチャー、「日本の書について」。書に関心のある人が多く、どんどん質問が出てきて面白い。続いてのワークショップでは、参加者にカブトを折ってもらい、折ったカブトに書をかくという企画である。新聞紙での折り紙には四苦八苦だったが、楽しい書の紹介と交流の場となった。
折り紙を指導する大使館の柴崎さん


みなさん、カブトが良く似合いますね!


最後に、参加者一人づつに好きな言葉を書いてあげ、それをお土産にした。新聞紙のカブトを大事そうに持ち帰る姿が印象的であった。
マドリードに於ける書のイベントは、市内中心地の「シルクロ・デ・ベジャス・アルテス」で行われた。会場では、図書月間の行事がたくさん催され、その一環として、大使館主催・企画で行われたものである。

揮毫前の瞑想
デモンストレーションは夜の23:00-24:00の予定。「そんなに遅い時間に人があつまるの?」と聞くと、「メディアで流しているから大丈夫!」と大使館の柴崎さんは落ち着いている。それでも、どれだけの人が集まるのかが心配である。
ところが23:00の開始時間 が近づくと、どこからともなく人々が集まり、300人以上の人たちが犇めき合って今か今かと待っている。会場は熱気でムンムンしているのにもかかわらず、500cm×1000cmの真っ白な紙は不思議に静けさを保っている。そんな中で、これから大字揮毫する心境も静寂そのもので、覚悟の程は出来てくる。自分であって自分ではない不思議な力が蘇り、一気呵成で「夢」を揮毫した。その様子はDVDにおさめたため、今回お見せできないのが残念である。
その後参加者が寄せ書きをし書の楽しさを共有した。マドリードの人たちは、書道に興味を示すばかりではなく、紙に乗る時には、みんな靴を脱ぐ習慣も身に付けているのには関心した。寄せ書きをする人たちは時間のたつのも忘れ遅くまでイベントは続いた。
今朝朝早くにコルーニアを飛行機で発ち、昼過ぎに到着したマドリーでのイベントは、こんな状況で始まり、盛り上がったのである。
シルクロ・デ・ベジャス・アルテス とポスター(白い↓)


LA NOCHE DE LOS LIBROS MADORID 23 ABRIL.2009

デモンストレーション会場:シルクロ・デ・ベジャス・アルテス3階

紙張り
司会のマリロー先生と通訳の幸島まどかさん

参加型ワークショップで寄せ書きをする参加者 23.04.09


ビゴからコルーニアへの移動は、緑の風に揺られての列車の旅は、単線らしく時々停車しては、のんびりと発車します。大きな荷物をデッキから下ろそうとしていると、近くに居た男性がさりげなく手伝ってくれる。「グラッシャス!」親切に感謝感謝。この駅では乗客の荷物をX線検査にかけていた。何処も厳しい。駅には宮島先生が出迎えてくれた。
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コルーニアでは2日間の滞在にも関わらず、新聞社の取材も予定されていて、翌日の新聞に大きく取り上げられました。が、果たしてどんな記事なのか?スペイン語の出来ない自分には皆目分からないのがちょっと淋しいかな?

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会場のセッティングを終え いよいよ大字揮毫が始まる。先ずは筆の紹介


参加型ワークショップ

中国人の先生のサイン

さすが日本語学科の学生さん、日本語が上手
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ウイキィペディアより
ア・コルーニャは大西洋における重要な港で、この地域の農産物の集散地となっている。造船業や金属加工業など重工業の多くは近隣のフェロルにあるが、ア・コルーニャには石油精製所が建てられている。
近隣の自治体アルテイショには、日本にも出店し、近年成長著しいアパレル産業のザラ(ガリシア語およびスペイン語読みではサラ)の本拠地がある。
ビゴの日本語学科の学生達の車に分乗して、サンティアゴ・デ・コンポステーラの日帰りドライブを楽しんだ。ビゴからはおよそ1時間程の道のりである。
イベリア半島の北西部に位置するサンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム・ローマに次ぐキリスト教3大聖地の一つで、9世紀初めにヤコブの墓がこの地で発見されて以来、各地からの巡礼者が訪れる地となった。見どころは旧市街にかたまっているので、中心地のカテドラルを目指した。

サンティアゴのシンボル カテドラル
パラドール オブラドイロ広場で寛ぐ巡礼者

巡礼者が持つ瓢箪と貝 カテドラル正面・中央トップ

カテドラル正面裏側から 屋根の上から見るサンティアゴ
礼拝堂と回廊を見学後に、カテドラルの上まであがることが出来た。落日寸前だったので、逆光に浮かぶカテドラルを反対方向をカメラにおさめた。屋根の上から見るサンティアゴの町並みは、赤い屋根の続く美しい町並みであった。雨の多い地方と聞いたが、本日は晴天なり!!
このツアーにご一緒したサンティアゴ在住の野崎美香さんから、「来年は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの大きな祭儀があるので、その時にオブラドイロ広場で書のデモンスロレーションをしない?」という話までいただくことが出来た。

ビゴ語学学校日本語学科の学生達

母の日のプレゼントが届きました。冷蔵品扱いの大きなダンボール箱を開くと、赤い小さな箱がつ。一瞬「ケーキかな?」と思いきや、「Marble Box 」というお花でした。花を短く切ってスポンジに挿したフラワーボックスです。どうやって飾るのかな?と箱から出しみたりしましたが、「箱に入れたままで鑑賞してください」との説明書きに納得。手をかけずに飾れるようなアイディア商品なのですね。
ありがとう!! 可憐な花々は、あなたの優しさに包まれ、ボックスの中は華やいでいます。




高く蒼い空、山あり海あり、そして爽やかな風と陽射しが印象的であった。からっとした空気は爽快で、海岸には休日を楽しむ人たちがのんびりと過ごしている。時の流れが止まったような気分がする。9時頃まで明るいので、何もそんなに焦ら無くてもいいのよね!!

ホテルから見える港
港には巨大客船も停泊し、ヨットが強い陽射を照り返している。ビゴは海鮮が名物。街一番という店でタコとイカ ets料理ををいただく。地元のワインを飲みながらの食事は格別に美味しい。
ビゴにすむ日本人は10人程だそうで、その中のお2人の家族に街を案内していただく。お土産に持参したの鯉のぼりも、ガルシアの風を孕ませながら気持ちよく泳いでいた。
成田を12時に発ち、パリ経由でスペイン北西部の大西洋に面した港町ビーゴに到着したのは、現地時間の21時30分すぎであった。約16時間の長い旅である。語学学校の西村さんとイエルマが出迎えてくれた。
翌日学校に行くと玄関には思いもかけない「濱崎先生指宿先生 ビゴにようこそ!」の日本語の歓迎の言葉に出会いビックリすっャら嬉しいやら、驚きました。日本語を学ぶ学生が書いたという書は、しっかりかけていた。
この国立語学学校に日本語学科が設立されたのは2年前のことで、今年は2周年を記念して日本と中国の東洋文化がエクスプレスのように早く早く結ばれるようにとの願があるそうで、展示されていたポスターにもその思いが強く感じられた。

「濱崎先生指宿先生 ビゴにようこそ」 とポスター 17.04.09

ビーゴでの「書のレクチャー」と「デモンストレーション」の様子は、翌日のガルシア地方の新聞3社に掲載された。
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