2009年12月アーカイブ

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「甲骨文をかく展」は最終日を迎えました。看板に引かれて入って来た、とおっしゃる通りすがりのお客さんも多く、連日会場は賑わっています。甲骨文の素朴さと親しみやすさが楽しいとの感想を語られる方が多いです。甲骨文の簡単な説明文を用意しましたので、参考にしながらご覧いただければありがたいです。

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        虹:両頭の龍の形

 

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                                   游

   孥氏族旗じてするで、

        游)の初文

 

  

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             とらとら                   トラ

   

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   【甲骨文字をかく 7人展】  

       銀座文春画廊 B1 セラー  (12/14-12/19)

       笠井紀公子 鹿島伯玉 澤田幸子 高野康山 

       中田世津子 濱崎道子 望月翠山

                     

 

甲骨文

 

1899年、清の国子監祭酒であった王懿栄と文字学者であった劉鉄雲の2人が、北京の薬屋で特効薬として買い求めた「竜骨」の破片に、文字の刻まれていることを発見。このことが甲骨文発現の契機となり、現在では、甲骨文は、中国殷代に行われた漢字書体の一つで、文字資料に認められる最初のものと言われている。

 

発現より110余年の今日では、甲骨文は中国殷代の武丁期に誕生した文字と判明。後に文字解読が進むにつれ、殷王朝の性格や組織など絶対的な神聖王朝の成立が解明され、宗教的色彩の濃い祭祀・農業・戦争などの重要な事柄は、全て王が神に問うといった占いによって行われ、甲骨文は、その為に使われたものである。亀の腹甲や牛の肩甲骨を用い、表面に生じた線状のひび割れによって吉凶を占い、その占の結果を墨または朱で書いた文章を亀甲や牛骨に刻した甲骨文は、左右対象のうえ、朱の色が神聖さを際立たせており、天との対話を為す占卜としては有効的なものであった。

 

亀甲や獣骨に鋭利な刃物で刻した甲骨文は、素朴な直線の構成と左右相称に近い造形には、既に古代人の美的造形感覚が作用しており、さらに文字を書き刻すという神聖な事業に対する中国人の美的関心とが相俟って、芸術の領域にまで昇華されている。このことが、次の周王朝では金文の完成を導き、やがて、現代中国の文字へと引き継がれていくのである。

 

 

 

 

比庵富士

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                            清水比庵の富士山

今年も残り少なくなりました。しばらくブログをお休みしました。深大寺比庵展の準備等に負われて、ブログまで頭が廻らなかったというのが本音です。先ずは、比庵展の報告から!!

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深大寺比庵展は、古刹・深大寺様の25年に一度の「中開帳」(秘仏公開)と会期が重なり、会場は連日賑わいました。普段は入れない立派な客殿をお借りしての展覧会は、比庵の作品が客殿の雰囲気に調和し、実に落ち着きのある展示となりました。出品は、書・画・歌30点に加え、ハガキの絵手紙・短尺・短歌雑誌「窓日」の表紙絵、さらに日光市と高梁市の名誉市民章等。その中には今回初公開の作品が10点以上もあり、比叡山延暦寺座主となられた菅原栄海氏に宛てた若書きの絵手紙7通は、晩年の作品とは一味違った新鮮な味わいをみせ、好評でした。

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          深大寺客殿床の間を飾った、初公開全紙作品3点

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          比庵の主宰した短歌紙「窓日」の表紙絵

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                菅原栄海氏に宛てた絵手紙

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                  清水比庵と菅原栄海との交流

                                        


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