
【Spirited Calligraphy Exhibition 2010】がジョージア州立大学ウェルチ美術学院ギャラリーにて開催中。ジョージア州立大学の招聘を受け、先日作品展示ならびにシンポジューム&アクション参加のためアトランタを訪れた。出品者は、日本9人・中国1人・韓国5人・アメリカ8人。会期は10/07~11/19。10月7日のオープニングに学生を対象にした「シンポジューム&アクション」が開催され、その折に「太極書道」なる大字揮毫の披露した。
20年も前から、各地で大字揮毫を行ってきたが、単に大きな字を書くだけの大字揮毫ではなく、「太極書道」なる大字書に取り組んできた。「太極書道」とは、長年に亘り親しんできた太極拳から得た所作とフットワークをベースに、さらに、呼吸法「気」の流れを取り入れた書法である。特に大字揮毫の場合は、天地の気を全霊に漲らせ、その「気」を体全体で回しながら一気に書き上げていくので、筆は紙面に対して垂直に持ち、重心が常に筆の真上に乗るように体全体で重心移動をさせながら書いていくのが醍醐味となる。したがって、この書法は、単に大きな筆を持ち筆を擦りつけたり叩きつけたりして書く大字書とは異なり、ゆったりとした呼吸に合わせながら、筆の開閉を十分にコントロールしながら書き進めて行くので、出来上がった書の線質は美しく、しかも命の息づかいさえ感じさせる書となるのである。
太極拳で言う重心移動とは、右から左、左から右へと片足づつ移行するので、写真に見るような片足戦法は、力と気を十分に溜め、次のステップへ移行する瞬時である。このようにして得た濱崎道子独自の大字揮毫「太極書道」を今後広く紹介し、その醍醐味を味わっていただけたら幸いである。















