2011年11月アーカイブ

先日、杉原千畝研究会主催の「八百津・杉原千畝記念館を尋ねる旅」がありました、都合で参加することは出来ませんでしたが、大正出版社長 渡辺勝正氏にお願いして、「愛と人道」の書を寄贈させていただきました。

本年5月には、リトアニア・ポーランド・チェコと杉原千畝の足跡を訪ねる旅に参加しました。先10月には、杉原千畝の母校早稲田大学構内に顕彰碑が除幕されました。このような記念すべき年に、千畝の生まれ故郷である「八百津の杉原千畝記念館」に書を寄贈させていただけたことに感謝しております。

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【第4回釜山ビエンナーレ】 隔年開かれ今回は4回目。今回のテーマは「承啓」。承啓の定義は、優秀な伝統価値を受け継ぎ、創意的で希望に満ちた未来を拓くという意味を持つ。

文字記号は文字の記録に始まり、人類の発展に欠かせない重要な役割を果してきた。東アジアにおいては、文字の記録が単に記録にとどまらず、視覚芸術まで昇華され、芸術書道の域に発展し、伝統文化にまで高められ、人々の心を豊にしてきた。しかしながら、手書きの文字がおろそかにされつつある現代、コンピューターや携帯の文字入力に慣れ親しむ人々が増え人類の発展に大きく寄与した書道の役割と芸術性が薄らぎつつある。これを見直し、今後、より多くの大衆の目を書道に向けさせ、興味関心を持たせる。その為にはどのような方策執らなければならないのか?今後、現代書道の進むべき方向は?などが、初日のシンポジウムでパネラーを中心に熱心に討論された。午後からはオープニングセレモニー。各国から多くの参観者が出席し賑わった。広い会場に展示された日本・韓国・中国・台湾の作家達と作品を鑑賞しながら交流をはかった。

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         釜山の街並み                シンポジウム

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                          オープニング・テープカット

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                                  展示会場 

 

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演奏会のあった午後に、「仙台ワークキャンパス」の玄関廊下をお借りして、「夢」の大字を書きました。職員の方が用意してくださった30m巻のロール紙で、職員と利用者に手伝ってもらいながら、3×10mの紙を作りました。「こんな大きな紙に、何のために字を書くのですか?」と言っていた職員の方も、いざ、揮毫が始まると、熱心に協力してくれました。

たかが書道、されど書道。特に非日常的な大字を書く行為は、チャレンジであり、瞬時のときめきであり、不思議な快感を味わうことが出来るのです。記録され出来上がったものが、ともすれば「書」と捉えられがちですが、どちらかといえば、書く一瞬間の方が、むしろ「書」の醍醐味と言って良いでしょう。震災で不自由な生活を余儀なくされている皆さんに、ひと時の開放感を味わってもらえればという思いから、「心のケア・大字揮毫」を行っています。

「まどか荒浜」での大字は「夢」。これは、利用者のリクエストによるものです。「まどか便り」にもあるように、「再生の夢の萌芽」を望む、切実な声だったに違いありません。  

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「大きな夢」の周りの寄せ書きは、利用者達のものすごい迫力で忽ちうめ尽くされました。

                       ☆

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みんなで書き上げた大字書をご覧になった施設長さんが、「来春完成するまどか荒浜の建物の天上に貼ることにします。」と、話していました。

職員の方の、「募金も有難いのですが、ここにいる作業者達にとっては、多くの方たちの訪問が一番有難いし、うれしいのです。忘れないで、又来てください。」という言葉が心に残りました。

 

   

   

 

「まどか荒浜」に到着するやいなや、斉藤葉子さんがレンタルしたピアノの伴奏に合わせて、角田育代さんのヴァイオリンの演奏が始まりました。生演奏がはじめの利用者や職員の方もいらして、集中して聞きほれていました。角田さんは「みんなに聞いてもらって、本当にうれしい。」といって、名古屋に帰る新幹線の時刻ぎりぎりまで、心のこもった演奏でした。

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    斉藤葉子さんと角田育代さん

               ☆

 訪問滞在中に、早速にかいてくださった「まどか便り」です。 

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盛岡のコンサートの翌日、仙台の障害福祉サービス事業所「まどか荒浜」を訪ねました。

若林区荒浜にあった「まどか荒浜」は、3月11日の震災で、職員・利用者は七郷中学校に避難し、全員助かることが出来ました。「まどか荒浜」の建物は、外形はとどめているものの、このまま修理再利用することは困難っと考え、現在、作業場として「仙台ワークキャンパス」で作業を開始し、「まゆ」関係の作業をしていました。

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 10月16日、NPO法人岩手県青少年自立支援センター「ポランの広場」の活動の一環として、「ふれあいチャリティーコンサート」が、盛岡劇場ミニホールで行われました。9年目の今回は、東日本地震・津波支援のコンサートで、クラシィク演奏の後に、「ムーブメント」として大きな書をかき、寄せ書きをしました。ピアノとヴァイオリンの演奏が本当に素晴らしく、聴衆の魂を震わせました。その余韻が書に引き継がれ、「魂」の大字揮毫となりました。

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先日、ポランの家の泉勝夫先生からお手紙をいただき、"多くの若者達が、

「しばし現実を忘れ」 「多くの人の心を 館洞とやさしさを」 「演奏で得た気持が、最後の書とメッセージでまとまった」 「新しい絆をつくるきっかけとなった」 頬を赤らめて語りました" とありました。

 

♪寄せ書き メッセージ紹介

・私がそばに居ることで何かあなたの役にたてるなら ずっとそばに居つづけます。 ・ゆっくりで いいんだよ。 ・心をつないだヴァイオリン。  ・心が一番あたたかく ありのままに生きていきたい。  ・自分のテンポで 一歩一歩。 ・共に生きよう。 ・命ある限り。 ・実りの秋になりますように。・心豊か ありがとう。  ・すばらしい心 天地人 ありがとうありがとう!! ・ポランの広場 書と音楽の芸術空間!すばらしかった ありがとう。  ・心に太陽を くちびるには歌を ♪  ・元気を頂きました。 ・恵みの海を忘れないで。 ・故郷を思う心。 ・「魂」感じました。                   

                                                     

                      ☆

先日、ポランの家の泉勝夫先生からお手紙をいただき、"多くの若者達が、

「しばし現実を忘れ」 「多くの人の心を 館洞とやさしさを」 「演奏で得た気持が、最後の書とメッセージでまとまった」 「新しい絆をつくるきっかけとなった」 頬を赤らめて語りました" とありました。

                      

当日の様子を、「nano diary 」杉村さんの blogもご覧ください。

http://nano115.exblog.jp/14776979/


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