
演奏会のあった午後に、「仙台ワークキャンパス」の玄関廊下をお借りして、「夢」の大字を書きました。職員の方が用意してくださった30m巻のロール紙で、職員と利用者に手伝ってもらいながら、3×10mの紙を作りました。「こんな大きな紙に、何のために字を書くのですか?」と言っていた職員の方も、いざ、揮毫が始まると、熱心に協力してくれました。
たかが書道、されど書道。特に非日常的な大字を書く行為は、チャレンジであり、瞬時のときめきであり、不思議な快感を味わうことが出来るのです。記録され出来上がったものが、ともすれば「書」と捉えられがちですが、どちらかといえば、書く一瞬間の方が、むしろ「書」の醍醐味と言って良いでしょう。震災で不自由な生活を余儀なくされている皆さんに、ひと時の開放感を味わってもらえればという思いから、「心のケア・大字揮毫」を行っています。
「まどか荒浜」での大字は「夢」。これは、利用者のリクエストによるものです。「まどか便り」にもあるように、「再生の夢の萌芽」を望む、切実な声だったに違いありません。
「大きな夢」の周りの寄せ書きは、利用者達のものすごい迫力で忽ちうめ尽くされました。
☆







☆

みんなで書き上げた大字書をご覧になった施設長さんが、「来春完成するまどか荒浜の建物の天上に貼ることにします。」と、話していました。
職員の方の、「募金も有難いのですが、ここにいる作業者達にとっては、多くの方たちの訪問が一番有難いし、うれしいのです。忘れないで、又来てください。」という言葉が心に残りました。
コメントする