2012年7月アーカイブ

日中国交正常化40周年を迎え、両国各地でこれを記念する行事が開催されています。下記日時にて「日中友好書画展」が開催され、特別展として「于右任展」と記念の講演会「于右任―人と書」があります。

日程:2012年8月17日(金)~20日(月)

会場:日中友好会館 美術館・大ホール

開幕式・レセプション・パーティー:
月17日(金)15:00~ 

講演会:2012年8月18日(土)14:00~
 


このたび
芸術書道社から、于右任傳『金銭糞土の如し』。(2500円 )が刊行されました。著者は画廊・拙心代表の西出義心氏。

現代中国の草聖といわれた于右任の自在なる生き方とその書を、是非この機会にご覧ください。

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                             長野・伊奈谷のコスモス

暑中お見舞い申しあげます。

昨日、エルサルバドル在住のTさんから暑中お見舞いが届きました。日本についての最大の関心事は、大津市のいじめ事件で、「いじめた子の将来のためにも事実をはっきりさせて、罪を償ってもらいたい。」と言っていました。大津市教育委員会や学校側の対応に注目が集まっていますが、早急に真相を明らかにし、二度とこのような事故の起こらないことを願うばかりです。

ところで、エルサルバドルの学校に通う長男のD君が、イギリスへの修学旅行に申し込んだところ、選考に作文と面接があって、生活態度がやんちゃ過ぎて参加できなかったそうです。これは日本では考えられないことですが、海外に行くのに先生の責任は重大なので、言うことを聞かない子や集団行動が出来ない子は連れて行ってもらえないのだそうです。「もし、私が教員でも息子は合格にしなかった?でしょう。。。」と言っていました。そんなD君ですが、学業優秀で小学校を5年で卒業し、8月からは中学生になるそうです。(飛び級ですかね?)国によって、教育事情の違いを感じますね!!

また、オリンピックについても、「いよよいよロンドン五輪まで1週間余りとなり、日本では国中がオリンピック一色になりますが、エルサルバドルは残念なことに「えっ、今やってるの? もう終わったの?」という感じで毎回終わってしまいます。しかし、今年は10名のエルサルバドル人が参加することなり、以前よりは賑やかだと思います。ちなみに参加種目は、柔道、陸上、自転車、射撃、重量挙げ、ローリング(2名)、水泳(2名)です。」

                       ☆

梅雨が明けたと思ったら、昨日今日と急に肌寒く なりました。こんな時に風邪を引いたり、連日の疲れが出て体調を崩しがちです。くれぐれもご自愛くださいませ。

【比庵書簡 】

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      半天は雲厚くあり半天はわが朝顔の花より碧し 比庵九十          

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清水比庵90 歳の作、なんと、みずみずしい歌と画だろう。92歳と8ヶ月で亡くなるまで若さを保ち、生涯現役で過ごした比庵のパワーの根源を思うとき、 比庵89から92歳の間に書かれた書簡を見る機会に恵まれた。短歌における師弟以上に、 美しい人は短歌もうまくなる、努力無しには天才は生まれない」などと励ましながら、若くて美しい人に文を送り続けたのであった。このことこそ、比庵が若さを保つ秘訣であり、没後37年を経た今も色あせない比庵書簡の魅力なのかもしれない。

書簡で思い出したが、建築家の今井兼次氏は、筆まめなで手紙の写しを手帳に控える習慣があったらしい。後に、TV番組に取り上げられた時にそのことが紹介されたという。また、江戸川乱歩も几帳面に手紙を書く時はカーボン用紙を使い複写しながら書いたので、その記録は残っているそうだ。これらは、昔の人達の、手紙に寄せる思いの強さを感じさせる事例かも知れない。

手紙に代わってメールで済ませる昨今だが、相手を思いながら言葉を選び、丹念に書き綴る手紙のぬくもりを感じながら、比庵書簡を書き写している。

 

 

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2012/7/11「ふれあいオアシスコンサート」開催時に、社会福祉法人円の理事長毛利憲也様が会場にお見えになり、 「東日本大震災時ご支援のお礼とその後の経過報告」をされました。紹介します。

                      ☆

昨年の、東日本大震災の折には、まどか荒浜へのご支援をいただき、心から感謝申し上げます。大震災時の被害状況は女性職員一人が津波にのために犠牲になりました。建物は全壊し、先月まで仙台ワークキャンンパスの一角をお借りしておりましたが、7月からはようやく念願の新施設に移ることが出来ました。

その間、昨年7月、10月、そして今年1月に、ピアニストの齋藤様、大浪様、ヴァイオリニストの角田様、書道家の濱崎様にお越しいただき、被災のショックから塞ぎ気味の利用者の気持を、音楽・書道を通じて鼓舞していただきました。音楽・書道といった芸術の力が彼らの心をこれほどまでに開かせ、歓喜させるものだったとは、その威力に改めて感心させられました。

なお、昨年チャリティコンサートで頂きました支援金は、運動不足になりがちの利用者のために運動用具等の購入に充当させていただきました。

また、施設名は今回、「まどか荒浜」から「まちの工房まどか」に改称しました。

これまで1年間、みなさまの暖かいご支援に支えられたお蔭で、この度の新施設再建が実現できましたことに、心からお礼と感謝を申しあげます。

                      記

◆新施設:仙台市袋原4ー37ー1 電話 022-302-4620

 利用者数:38名(震災前は46名) 

                     

                       ☆

今年度のチャリティコンサートの義捐金は、先日遅らせていただきました。なお、今月7月31日に、新施設「まちの工房まどか」を訪問し、音楽と書のコラボレーションが行われる。利用者の皆さんに再会するのを、今から楽しみにしている。

 

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                          大鹿村釜沢 05・07・12

大鹿村赤嶺荘に1箔。翌日、大鹿村釜沢に住むS氏を訪問。宿の女将さんに教えられた山道を進むが道に迷う。近くの民宿?で聞くと、「今日草刈をしているはず」と。「え!まだこの先気に民家があるの?」と思いつつ狭い山道を上っていくと草刈をしているS氏がいた。S氏は釜沢の古い民家を買い上げ、自分で修理して住んでいる。広い家で蔵もあった。S氏は釜沢に住み翻訳の仕事のかたわら、村の世話人や神社の氏子代表もしている、根っからのカマッサーである。「村の仕事もあり毎日忙しく暇がない。」と言っていた。

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しばらく休憩した後、S氏に伊那谷の加島祥造先生のアトリエ「晩晴館」までの案内を願いする。「晩晴館」は、案内無しにはとうていたどり着けない場所にあったので、S氏には感謝の気持でいっぱいであった。 アトリエを拝見したり、新刊本にサインしたりして頂いたりした。07年の 日本橋小津ギャラリーでの「清水比庵展」でお会いした際の写真を差し上げると思い出して下さった。長いこと憧れていた伊那谷の加島祥造先生にお会いできた突然の訪問者4人は、至福のときを過ごした。

89歳の先生は御元気で、「もぎたてのキューリ、味噌をつけるとうまいぞ!」といって勧めてくださった  。私たちの話をS氏が英語に訳して紙に書き、それを見た加島先生 が英語で答える。それをS氏が日本語に翻訳するといった、おもしろい会話形式であった。

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                                伊那谷の「晩晴館」

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  2012/07/05 加島祥造先生とS          07年清水比庵展での加島先生

 

 

何の下調べもなく、伊那谷に住む「タオ」の加島祥造先生を訪ねたいといういう4人の願い一致し、長野県大鹿村を訪ねた。大鹿村は、「日本で最も美しい村」 に認められ、故郷・山形県大蔵村の棚田もその一つである。大鹿村は映画にもなった大鹿歌舞伎でも知られるが、先ずは同行のM氏の先導で、日本最大の断層・中央構造線がある「大鹿村中央構造線博物館」を見学する。M氏曰く、「ここの学芸員がすばらしいので、是非見ておいたほうがいい。」と。

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                                         大鹿村中央構造線博物館  2012/07/04

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       中央構造線博物館学芸員        熱心に説明を聞く同行者

風邪気味だというマスク姿の学芸員氏も、M氏の奥方様のプロ並みの質問に次第に調子をあげ、案の定専門的な説明を論理立てて存分に聞くことが出来た。私にはチョット難しかったですけど...。

見学後、学芸員氏のお奨めで青木川岸にある「安康路頭」を見に行く。軽四のレンタカーに同乗し、狭い山を進むこ小一時間。だが、「安康路頭」の標識が出てこない。引き返そうという人もいたが、「もう少しいってみようよ。」 というM氏の声に励まされ、進むや否や「安康路頭」の標識がようやく見えた。簡単に諦めたらイカンネ!!青木川に向かう途中に下記標識があった。

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                       ☆

「中央構造線は関東から九州へ続く大断層です。ずれ始めたのは日本列島がまだアジア大陸の一部だった恐竜時代の8000万年前ごろです。長い間ずれ続けて領家変成帯と三波川変成帯が接しました。左横ずれをあわせた実際にずれ動いた距離については200km~2000kmまで見解が分かれています。日本列島が大陸から離れた1500万年ごろにも再活動しこの地域では北へ曲がりながら60kmの左横ずれが生じました。その時、破砕された2列の断層角礫帯が領家変成帯の中に見えています。」ー標識の説明ー

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山道から55mほど下ると、青木川対岸の「中央構造線安康路頭」に出合えた。川原で8000万年前 の恐竜時代に生成されたという断層角礫を手にし感慨深いものがあった。

「中央構造線博物館」を見学して分かったことは、中央構造線は関東から九州へ続く大断層なので、日本各地で発生する地震は何時何処で起きても不思議ではないこと。また地層は日本のみならず大陸までもつながっているので、世界中何処でも起きる可能性もあるんだということを認識した。国内何処へ移ろうと、地震災害から逃れることは出来ないのですね!!

 

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19回【ふれあいオアシスコンサート】が山形市の文翔館で行われた。このコンサートには、「音楽と書のコラボレーション」があり、この企画は6回目を迎える。今年は、「H24 YAMAGATAアートサポート対象事業」の支援を頂き、より充実したコンサートになった。

このコンサートによる収益金は、東日本大震災義捐金として「社会福祉法人 円 福祉サービス事業所まどか荒浜」、また、「NPO法人発達支援研究センター」と「児童発達支援センター山形ひかり学園」に支援金として送らせ頂いている。       

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今回のコラボは、山形交響交響楽団・邢 広京氏のチェロの演奏を受けての大字揮毫「虹」。その「虹」をイメージに導いていった命のテーマ「深い河」(斉藤葉子詩)を書く。音楽だけでなく、書をも楽しみに来てくれるファンも増えつつあると聞き、嬉しくもあり、また励みにもなっている。

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   文翔館議場ホール(重要文化財)に 紙が延べられ 書のコラボが始まる 

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              戻って来ておくれ 私のもとへ  まださめぬ夢の中 

消えかかる虹の梯子 深い河だけがそこにある

よみがえれ命よ 深い河の淵から

めざめよ 虹の梯子の消えゆく前に

斉藤葉子詩  「深い河」 

書・濱崎 道子 

2012/07/11

 

【艸心忌】

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7月7日、第45回吉野秀雄艸心忌が鎌倉瑞泉寺で行なわれた。法要読経に引き続き、講演「勝手に先生と呼ばせていただいています」(吉野秀雄先生と私)。講師は、俳優・東海大学文学部文芸創作学科教授寺田 農氏。その後に、吉野先生を偲ぶ話し懇談と盛りだくさんの話で瑞泉寺の客殿は熱気に包まれ、午後2時ー4時の予定時間をはるかにオーバーした。参加者は100名以上。

鹿鳴会の方と一緒に参加し、墓所にお参りしたり、山門の歌碑を見たりして、吉野秀雄の短歌世界を味わうことが出来た。 

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歌碑歌 S39年詠 「死をいとい生をもおそれ人間のゆれ定まらぬこころ知るのみ」

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