【震災から2年、イタリアの新聞「I l Mattino」にNIJIIRO展の記事】

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3月14日、イタリアの「I l  Mattino」という新聞に、Tiziana Tricarico氏の筆による「NIJIIRO・ナポリ展」の記事が掲載されました。

 (※福島大震災という表現について、ローマ在住の泉芳郎さんにお聞きししたところ、イタリアでは東日本大震災のことを、福島大震災というそうです。) 

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福島大震災の1年後に結集したアーティストたち

福島で起こった地震、津波、そして原発事故の惨劇から2年、日本、韓国、中国、フランス、アメリカ、インドネシア、バーレーンのアーティストとイタリアのアーティストが、各々の作品でこの災害で亡くなられた人々への哀悼の意を表し、さらに思いやりの心や人間の創造力の強さと共に自然災害の様子をも表現する。この大災害とそれに対するアーティストの活動が、"Ramo d'Oro"ギャラリーの代表であるVincenzo Montella氏とPilbong Art Projectの代表である金周會氏とKichung Lee Lizee氏によって企画準備された「いのちと絆」(One mind and one heart)という展覧会にインスピレーションを与えたという。この展覧会は、ナポリ市と日本大使館の後援で3月21日まで卵城で開催されている。Montella氏は、「この展覧会は、私たちがずっと持ち続けている東洋芸術への関心から生まれました。私たちは、去年すでに"Japan live"というタイトルでジャパンアートの展覧会を開きました。そして、アーティストのKichung Lee Lizee氏が、東京とソウルですでに行われていた福島大震災のための展覧会を私たちに提案しました」と語る。

破壊・災害の概念から創造の概念へ。世界には、自然災害、革命、暴力、そして失業、経済停滞などによって劇的で悲劇的な状況が多く生み出されている。この展覧会に参加するアーティストらは、自らの創造性を通してこれらの状況にどのように対応するべきかを問う。

Gianfranco Erbani氏による展示会場の構成・設営のもとで、60人のアーティストの100点以上の作品が展示されており、その中には、美しい湾曲のフォームと線描が特徴的な書展のためのグループも参加。Kichung Lee Lizee氏により実現されたキリストの聖心の図像の東洋的な解釈、Marco Sodano氏による日本の日常への洞察。小山汀月氏の白と黒のエレガントなフォーム、濱崎道子氏の新聞紙に描かれた不安を誘う顔。小林芙蓉氏の色を欠いた内面的な「虹」、それに対比するかのような薄田東仙氏の光り輝くような躍動感あふれる「虹」、アメリカのSandee Shaffer Johnson氏による美しく独特な海と文字。そして、もちろん福島の大震災を写した写真(濱崎氏による)も展示されている。(翻訳:泉芳郎)

 

 

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