2013年10月アーカイブ

  タシケント、サマルカンド,ブハラ 、ヒワ......
  何という懐かしい響きでしょう。
  シルククロードの街々。
  遥か彼方に、でも何故か時空を超えて
  とても身近に存在する世界。
  ウズベキスタンを訪ねたら、
  日本人であればどなたでも、    
  まるで良き時代の日本に来たかと、
  ほっとした気持ちになることでしょう。
            『ウズベキスタンの桜』序文より

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『ウズベキスタンの桜』は、元ウズベキスタン大使、現在参議院議員でいらっしゃる中山恭子先生の著です。この度ウズベキスタンに書道講師として招かれ、出発前に是非中山恭子先生のお話を伺いたいと思っていました。願いは叶いました。
10年以上も前のことだと前置きしながら、先生は優しい話し振りで昨日のことのように懐かしみながら、しみじみと話して下さいました。いろいろな質問に対して「日本人と良く似ていて親日的。あなたがやりたいように指導されるといいわ。」と不安げな私を励まし、「毎朝セイロがん一粒のむことね。」と付け加えられました。先生の細やかな心遣いに感謝。その上、『ウズベキスタンの桜』のご本まで頂き、早速拝読しました。3年間、大使としてご苦労されたこと、その間、協力的に接してくれたキルギスの人々への感謝の気持ちが端的に表された内容に、これからウズベキスタンを訪ねる私にとってはバイブルのような案内書でした。お忙しい中面談を受けて下さり、ありがとうございました。お陰で勇気百倍、しかも楽しみまでもが湧いてきました。気をつけて行って参ります。


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                      中山恭子先生と 2013/10/22
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宮城県石巻市雄勝町に行ってきました。雄勝は良質の硯石の産地で、多くの硯職人が活躍していました。ところが、2011年3月11日の東日本大震災の時ツナミに襲われ、町の中心部が全が壊滅状態なりました。今は、町のあったことさえも分からぬほど雑草が生い茂っていました。

その雄勝で硯作りを続けている遠藤弘行さんを訪ねました。遠藤さんは、34年前父の後を継いで硯職人となりましたが、ツナミで工房も自宅も失い、親子二代で作ってきた約500点の硯や工具、材料となる雄勝石も流されました。
全てを失った遠藤さんは、雄勝を離れることも考えましたが、知り合いから工具や作業小屋となる物置などを譲り受けたり、ボランティアの人が近くの瓦礫の中から長いこと使っていたノミを探してくれたこともあり最低限の工具が揃い、震災から3ヶ月後にのみを手にして硯の試し彫りをしてみました。感触は戻ったものの1時間もしないのに肩が痛くなったそうです。週のうち5日間は市役所の臨時職員、土日に硯制作の生活が始まりました。

全て手作業で、しかも良質の固い「波板石」と言われる原石を使っての硯作りは、雄勝でも遠藤さんしか取り組んでいなかったので、顧客からの注文生産が主でした。「このまま放っておいて伝統工芸はすたれてしまう、雄勝硯の良さを後世に伝えたい」という思いを強くしていた頃にまとまった注文を受け、これを機に市役所の臨時職員を辞め、硯職人一筋の人生を歩むことになったそうです。

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  すずり館の前で 左・遠藤さん 中・斉藤葉子さん
           
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                     展示場で 
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斉藤さんがもっている本は、『検証・伊達の黒船』ー技術者から解く歴史の謎ー 須藤光興著平成14年6月29日発行 仙台・宝文堂(この本は瓦礫の中から見つけ出されました)
もし、お持ちの方がいらしたら、譲って頂けませんか?
     
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遠藤弘行さん作 表裏に彫刻された観賞用硯(虎と龍の眼には貝が象嵌されています)
雄勝町大須の喜昆布商店・阿部さん宅で拝見しました。



参考
日本の硯の材料産地は、山口県宇部市の赤間石、宮城県石巻市の雄勝石、三重県熊野市那智黒石山梨県早川町雨畑の玄晶石(粘板岩)等である。その中でも赤間石との雄勝石の二つは百年以上の歴史があります。
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東北管区布教講習会で「書の公共性と書のワークショップ」のレクチャーをさせて頂きました。東北各県から集まった曹洞宗のお坊さん方60名の前で、1時間のレクチャー、1時間の書のワークショップを致しました。さすが僧職にある方々は、筆さばきよろしく巧みに太筆を操りながら、堂々と大字揮毫に挑戦されました。
カラフルな水書きグーを使い、グループごとの作品作りの際には、「ピンクはどうも落ち着かないね」と言いながらも、墨気ならぬ水気鮮やかな筆運びで、書のワークショップを楽しんで頂きました。

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3連休に高野山・熊野本宮大社・那智山青願渡寺等を巡る旅をしました。帰りに京都駅内にある美術館「えき」で開催中の「棟方志功 幻の肉筆画展」を観ました。
棟方と同郷で長年交流を続けてきた旧所蔵家宅(京都・山口繁太郎邸)の各部屋に描かれた肉筆の"建築装飾画の世界"が紹介されています。
襖絵・板戸絵・板戸墨書の「いろはうた」や「万葉集」の圧巻に加え、棟方の初期作品の油彩や書に改めれ感動!!高野山参りの直後だったせいもあり、衒いのない力強い書画にいっそう魅了されました。
高野山関係の報告は後日に!!カメラの調子がイマニです😂😂
 

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2013年 10月9日-14日、柿畑の広がる横浜市青葉区寺家で、恒例の「Art & Craft 寺家回廊7th」が始まりました。マップを片手に寺家町をめぐり、14箇所の工房やぎゃらりーを巡る「スタンプラリー」もあります。ラリーに参加し、各工房の作品などっも当てましょう。各工房により開催時間が異なります。詳細は寺家回廊ウエブサイト
【http://www.jike-kairo.net/】にてご覧頂けます。

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            JIKE STUDIOギャラリー
    
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 今回は、JIKE STUDIOギャラリーの作品展示に協力します。

【今朝の空】

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今朝は朝焼けで目覚めました。
大きな大きな朝焼け。瞬時に移ろう刹那に心奪われました。名称未設定.jpg


メキシコ大使館で、小野正昭写真展「メキシコ光のモザイク展」開催中。
会期は10月11日金曜 17:00迄。

写真展の会場で懐かしい方に会いました。お一人は、在メキシコ日本大使館で料理長をされていた女性の方。2009年大使館を訪問した際に、心のこもった彼女の料理を頂きました。もう一方は、メキシコで個展をしたギャラリ−のオーナー・カルメンと親しいという、ロドルフオ ゴンザレスさんです。近々に帰国予定のゴンザレスさんに、サイン入りの作品集を託し、カルメンとの再会を念じました。

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  在メキシコ日本大使館で料理長をされていた方と再会
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   ロドルフオ ゴンザレスさんの前でサインする濱崎
今回の「濱崎道子展」は、華道家の西脇玉龍先生・音楽家の古賀久士さんのご協力を頂きました。ここにご紹介します。
西脇玉龍先生の作品は、度々ブログでも紹介していますが、流木と草花を使った作品に濱崎の写真と書のコラージュ作品をコラボレーションさせてにただきました。又、古賀久士さんには、個展の記念に濱崎をイメージしたピアノ曲・2曲もプレゼントして頂きました。コラボと音楽により、今回のテーマは一層引き立ったように感じます。本当にありがとうございました。感謝あるのみです。お二人のファンに囲まれ幸せな時間でした。

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あっという間に10月神無月に入り、一入季節のうつろいを強く感じます。
個展には大勢の方々に御越しいただき、有難うございました。
多くの方々から「禱りの込められた作品展だった。」というコメントを頂きました。

10月には、青森市で開催される曹洞宗の「東北管区布教講習会」に招かれ、お坊様がたの前でお話しさせていただく機会を賜わりました。恐れ多く、また有難いことです。
「書の公共性」の演題ですが、揮毫やワークショップなどを織り交ぜて、
一生懸命つとめさせて頂きたいと考えています。

今後とも、皆様がたのご協力ど支援のほどを、よろしくお願い致します。







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